Cristian Vogel-Dont take more (jamie lidell remix)
たまに思い出して無性に聴きたくなる曲シリーズ。
表題の一曲。
膝から崩れ落ちそうになるビートで幕を開ける今作。
原曲もクリスチャン・ヴォーゲルらしい、インテリジェントかつクレイジーなトラックだが、そのクレイジー部分に振り切って増幅させたこのRemix。
そこにはシリアスさは無く、底抜けにファンキーなビートとユーモアで成型されているように感じる。
リリース当時は、確かハードミニマル全盛時代(世間的には知らないが、私の周りはそう)だった。
そこへ突如現れた、明らかに異質な存在。
これは良いの見つけた~!っとなったのを覚えている。
近年は、更にDub的なアプローチを強めている感のあるクリスチャン・ヴォーゲル。
攻撃性は、より表面的なものから内面的なものへ変質しているように聴こえる。